ソラマメブログ
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セカンドライフはL$リッチ?
   
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2009年06月09日

SL24公式サイト

ごぶさたです!

今、セカンドライフでの日本人ユーザのお祭りSL24の実行委員で、どたばた中(^^;

公式サイト
http://sl24of2009.jimdo.com/

今年は、8/1 - 8/2 です!

ただ今、参加イベント募集中です。

詳細はここ

  


Posted by Tanishi Nishi at 15:28Comments(0)

2008年08月27日

Googleのストリート・ビューをリアルに”歩く”

爆発的に売れている任天堂のwiiですが、特に、そのバランスボードには
ものすごい可能性を感じています。

以前、google mapと組み合わせて歩くってのがありましたが、さらに、
今回は、ストリート・ビューと組み合わせて”歩ける”ようにしたって
人がいたので、ご紹介。

http://xurl.jp/p0b
バランスWiiボードでGoogleストリートビューを操作するJSONP API

動画が出ていますが、想像通り、バランスボードの上で歩くと、ストリ
ートビューの画面が進むってものですね。

このブログにも書かれていますが、”勢い”で作っちゃえるような環境
になっているのが、すごい。

あ、そりゃ、作ったカツマさんがすごいんですけど、いろいろなライブ
ラリやツールが整っていて、バラウンスボードという面白い機器が、簡
単に利用できるってのがすごいです。

こういうのが応用されて、高齢者のための健康管理とか、今、流行のメ
タボ対策(?)のアプリケーションとか、いろいろ出てくるんでしょう
ね。

しかも、面白いのは、”パソコン”が使えるってこと。

そう、wiiじゃなくて、パソコンで使えるってのは、面白い。

あー、バランスボードだけでも欲しくなった(^^)。

=================================================================

      ★★★ 毎週火曜日は、巣バコDay! ★★★

 大阪市の本町(新幹線新大阪駅から地下鉄で約10分)にある巣バコと
いう名前の小さなバー。その3階で、毎週火曜の夜8時から、SLユーザが
集まっています。ビジネスの話もできるし、関西ノリのアホな話もして
います。

     巣バコ
     http://www.kansai-sl.com/?page_id=11

-----------------------------------------------------------------  


Posted by Tanishi Nishi at 09:04Comments(1)

2008年08月22日

NHKスペシャル「デジタルネイティブ」

NHKでこんなのをやっています。

http://www.nhk.or.jp/digitalnative/
NHKスペシャル「デジタルネイティブ」

3分の動画コンテンツを作って、インターネットではの体験や、インター
ネットで何が変わったかとかを話をします。

面白いのは、本人が映るのではなく、セカンドライフの動画でアップして
る人もいます。こういう動きが出てくると、みんなも見るようになるのか
なぁ・・・・。  


Posted by Tanishi Nishi at 06:55Comments(0)

2008年08月22日

いつのまにこんなに増えていたのだ??? 世界では50以上!

日本でも、いろいろとメタバース(仮想世界)のサービスが増えてきて
います。meet-me、エヌトモ、ダレット、Vizimo、・・・・・。

海外はというと、もっとすごい数で増殖中・・・・

そんな状況をまとめたレポートがありました。

http://tinyurl.com/65lxwq

50以上ものメタバースを調べて、分類してマッピングしています。

http://tinyurl.com/62u2xe

Kaneva
YoVille (in Facebook)
RocketOn
Prototerra
Gaia Online
HiPiHi
Google Lively
Habbo Hotel
Laguna Beach (vMTV)
Whyville
Twinity
Cyworld
Football Superstars
Weblin
IMVU
Second Life
Club Penguin
Active Worlds
vSide
A Tale in the Desert
Barbie Online
Amazing Worlds
Webkinz
Worlds.com
Spore
Exit Reality
SpineWorld
Stardoll
The Manor
There.com
Vastpark
Qwaq
PS3Home
GoSupermodel
Grockit
Croquet
Metaplace
Coke Studios
Dreamville
Dubit
Mokitown
Moove
Muse
The Palace
Playdo
Sora City
Voodoo Chat
TowerChat
Traveler
Virtual Ibiza

などなど・・・・・

こんなにもあったのかー!って驚き。


もう、何がなんだかわかりませーーーん(^^;

あ、7分程度の動画でも、20種類ほどのメタバースが紹介されています。

http://tinyurl.com/5gbyz3


セカンドライフやゼアーのような幅広い層を対象としているものや、バー
ビー人形の世界という限定されたファンのものや、スペインのイビザ島を
テーマにしたものとかもあります。

いやはや、いろんなのが出てきていますねー。

(もっとも、なんだこれ?ってのもありますが・・・・ ^^;)  


Posted by Tanishi Nishi at 06:54Comments(0)

2008年07月09日

セカンドライフのアバターが『海外旅行』に出かける日

セカンドライフのアバターが、セカンドライフを越えて、他の仮想世界に
移動する実験に成功したというニュースが流れてきた。


http://www.secondtimes.net/news/world/20080708_interoperability.html
リンデンラボとIBM、βグリッドとOpenSim間のアバター移動実験に成功

セカンドライフを運営するリンデンラボ社が公式ブログにて、IBMと進めていたベータグリッド(Preview Grid)とOpenSim間を同一アバターで行き来する移動実験が成功したと発表した。同社ではこれを「仮想世界にとって歴史的な一日」と表現しており、これで仮想世界のマルチバース化にまた一歩近づいた。



リンデンラボ公式サイトのニュース
http://blog.secondlife.com/2008/07/08/ibm-linden-lab-interoperability-announcement/
IBM and Linden Lab Interoperability Announcement


で、これ、何がすごいのか???


OpenSIM(オープンシム)というのは、セカンドライフを模して作った仮想世界なのですが、セカンドライフとは違う仮想世界に、アバターが移動できたってことが、ものすごい可能性を秘めているってことなんですね。

これって、将来的に、wiiで作った自分のキャラクターが、ファイナル・ファンタジーの中に入ったり、あるいは、携帯電話の待ちうけ画面に移動するってな話なのですよ!


今までは、アバターやキャラクターの移動って、そのサービス内での移動でしかありませんでした。って、当たり前すぎる当たり前の話ですけど・・・。




(クリックで大きな画面になります)


これが、そのサービスの枠を超えて、他のところにまで、移動できるようになるったんですね。





(クリックで大きな画面になります)


ってことは、とんでもない可能性が出てきてるってことなんです。

つまり、自分のアバターを作り上げていくと、他の仮想世界に移動してもデータをそのまま利用できる可能性が出てきたってことで、ビギナーからやりなおすってことではなく、他の世界で作り上げた”資産”を使うことができるってことでもあるんです。

分かりやすく言うと、あなたが日本で生活し、家に住んで、お金を貯めてテレビやパソコン、車とか買いますよね? あるいは、貯金をしていますよね?

で、アメリカに行くとします。その時、当然ですが、あなたは、今、持っている衣服やお金を持って旅行に行きますよね?

ところが、今までの仮想世界って、別々に運営されいるから、最初は、何もないゼロの状態で”アメリカに生まれる”ようなものだったんですね。

いくら日本で大富豪であっても、アメリカでは、ゼロから始めないといけない。それが、今の仮想世界なのです。

ところが、今回の実験に成功することで、日本の資産を持って、アメリカに行くことができる可能性が出てきたってことなんですね。

技術的に可能になるってことが、大きな意義がありますし、今回の出来事から、”パスポートのような他の仮想世界でユーザを認識するには、どうすべきなのか?”、”現地通貨への換金をどうするか?”、”著作権の扱いをどうすべきか?”、”運用ルールの異なる中で、どのように適応していくのか?”といったことが大きな議論になってくるでしょう。





(クリックで大きな画面になります)


将来的には、あなたのアバターを1つ作れば、そのアバターが、パソコンだけでなく、携帯電話や、デジタル・テレビ、さまざまな情報家電の中を動き回るようになるかもしれませんよ!

P.S.
そうなると、仮想世界間でのG8サミットが開かれてる・・・ かも・・・・・(^^)  


Posted by Tanishi Nishi at 08:27Comments(0)

2008年07月07日

7/8 16時と18時 山形大学・東北大学の研究所セレモニー

山形大学と東北大学が、セカンドライフ内に洞爺湖サミット報道を疑似生
放送する実証実験を開始しました。

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/press_release/pdf2008/20080704_1.pdf
プレスリリース
現実世界と仮想世界(セカンドライフ)の融合へ向けた新しい実証実験


さきほど、その実証実験場所

http://slurl.com/secondlife/Niseko3/167/49/24

に遊びに行ったら、明日(7/8)のセレモニーのリハーサルをやっていまし
た。

セレモニーってのは、東北大学・山形大学の仮想空間と現実空間の融合に
関する研究プロジェクトのオープニング・セレモニーで


2008/7/8 16:00 -
     18:00-

の2回、やるそうです。


ゆくゆくは、アーギュメント・リアリティー(※)のようなものを目指し
てるってことですよ。


※ アーギュメント・リアリティー

拡張現実。ARとも略されます。現実の世界に、コンピュータで作り出し
た仮想の世界を重ね合わせる世界のことです。
ゴーグルのようなメガネを掛けて、コンピュータが作り出したCGを表示し
さらに現実の世界と合わせてみることができるようになります。
すでに、研究では、こんなこともできるようになっています。
    ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Y9HMn6bd-v8


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毎週火曜日夜8時は、大阪でセカンドライフのユーザが集まる巣箱に集合だ!

http://www.kansai-sl.com/?page_id=11巣箱

あ、それから、来週の火曜日は、リンデンラボの土居さんが来るよ!

  


Posted by Tanishi Nishi at 18:56Comments(1)

2008年07月06日

リンデン土居氏関西上陸記念ユーザーパーティー開催

セカンドライフを運営しているリンデンラボの日本人社員 土居さんが
関西に来ます!!!

で、夜、土居さんを囲んでユーザの交流会をやってしまおうってもの
です。

滅多に関西には来ない土居さん(っていうか、初めてかも・・)に
会うチャンス!

それと、セカンドライフでいろんな人と知り合いになりたいって人も
チャンスですよ!
(ええ、ビジネス・チャンスもころがっていますよーーーー!)

誰でも無料で入れるNaviSLのコミュニティで、参加表明してくださいね。

NaviSL(ナビスル)
http://sns.navisl.jp/
(2万人のユーザーがいるよ! いろんな友達を見つけよう!)

参加表明する人は、下記から。
http://sns.navisl.jp/?m=pc&a=page_c_event_detail&target_c_commu_topic_id=12839



~リンデンラボ 土居氏 関西初上陸記念  2008年7月15日(火)~

ユーザーパーティー『祇園祭りに負けるな!』



来る7月15日にリンデンラボ日本担当の土居氏が関西視察にこられます。
噂では意見交換会があるだの?ラウンドテーブルがあるだの?いわれていますが、

関西上陸の目的は「巣バコでビールを飲む」ことらしい??・・・・


(巣バコとは http://www.kansai-sl.com/?page_id=11


そこで、この際だし関西ユーザーみんな集まっちゃえという感じになってます。

巣バコに行きたくても

「きっかけがない」
「友達と行かないと行きづらい」
「関西SLオーナー会が運営なので、SIM持ちでないと気まずい」
「関西SLオーナー会にいじめられそう」
「kome Ohさんがいるしな~・・・」

など困っている人は一斉にこの日にお越しください。

かなりだらだらした会だけどおもしろいよ。

巣バコ初めての人がいっぱい集まったら怖くないでしょ^^

たぶん当日は関東からもいろんな方が来られると思います。
サプライズゲストとか・・・・・

で、ここから皆さんにご相談です。

巣バコはいつも3階を貸し切ってやってますが、たぶん10人ぐらいしか入れないのです。
そこで、人数が増えそうなら2階も貸し切っちゃおうって考えてます。
我こそは「行きたい」「行ける」「いこうかな」「行くことを検討しよう」「行けたら行こう」という方は参加表明お願いします。

少なかったら3階だけでやります。
で、たくさんきたら悲惨ですよ・・・・

よろしくお願いします。



■イベント概要■

日 時:2008年7月15日 (火) 20時~23時

場 所:巣バコ  (大阪市中央区博労町4-7-2)
     http://www.kansai-sl.com/?page_id=11

最寄り駅:地下鉄 本町駅(御堂筋線、中央線)
      13番か15番出口より徒歩5分ほど

料 金:入場料1000円(1ドリンク付き)
     ドリンク&フード すべて500円
     キャッシュオンデリバリー(要はセルフサービス)  


Posted by Tanishi Nishi at 06:07Comments(0)

2008年06月25日

五周年記念のオープニングスピーチ

創業者&会長フィリップさんと、CEOマークさんのオープニング・スピーチです。



実は、これが、始まる前は、動画が流れても、音声が出てこなくて、いろいろトラブルがありました。

「マイクテストNo3. 誰か聴こえたら、チャットで教えてねー。」

これ、フィリップさん自身がテストしてたんですよ(^^)。

  


Posted by Tanishi Nishi at 19:05Comments(0)SL5B

2008年06月21日

こんどは5周年記念イベントだ!

2003年6月23日は、セカンドライフがリリースされた日。
そして、今年で5年になります。

で、リンデンラボが主催で、SL5Bという5周年記念イベントをやります!!

   ↓日本語のページができました!!!!
http://wiki.secondlife.com/wiki/SL5B/ja


で、ここでは、20SIMが準備されていて、世界中から出展者が集まって、今、突貫工事をしています。





という、私も、ぎりぎりで申し込みをして、しかも2つのグループで参加。

6/12に締め切りで、それが通ったかどうかが分かるのが、6/16とか6/17! 開催が6/23なので、1週間もない!!
いやはや、リンデンさんも、やってくれますねー。

スタッフもわたわたで、情報が交錯してて、何がどうなってるのか分からない状態。
出展者のグループがあるのですが、そこのチャットは、もう、いろんなのがずーーーーーーーーーーっと流れてますよ。

 ”ものがおけないー”
 ”誰か、これけしてくれーー”
 ”土地の権限がちがうーーー”

などなど・・・  いやはや大変です。

そんな会場にも、どかーーーーーーん!って、でっかいケーキが出現!





これ、最初、なんだ??って思ったのですが、これ、ケーキですよ。

アメリカとかって、こんな青いケーキとか、あるんですよ。マジで!

で、てっぺんには、5本のローソクも立っていますしね。

それから、





これは、そのケーキの隣のイベント会場です。
4つのSIMにまたがるようになっていて、大人数でも対処できるようにしていますね。

ここで、フィリップさんの講演とかもあるみたい。

スケジュールは、ここ。
http://wiki.secondlife.com/wiki/SL5B/Panels_%26_Keynote_Speeches

6/23 午前10時(アメリカ西海岸時間:日本は6/24午前2時、つまり6/23の夜ですね)のキーノート CEOのM Lindenと会長 Philip Lindenが話をするところから始まります。


さて、このメイン会場の外に受付があります。





そして、もーーーーーーーっと注意してみてみると・・・・





BURNING LIFEのパンフレットが!!!

これは、バーニング・マンというリアルの芸術家のイベントがあって、それのセカンドライフ版なんです。

http://vburn.org/slbirthday/


バーニング・マンは、アメリカのイベントで、砂漠にアーティストが集まって、8日間だけの”村”を作ってしまうというイベントです。
 ↓ウキペディアの説明
http://tinyurl.com/6yjs9d


これのオンライン版として、セカンドライフ内でやろうってことです。

すでに、SL5Bの南側にこんなSIMが・・・・





どんどん、面白くなりますよーーーーー!  


Posted by Tanishi Nishi at 17:45Comments(0)SL5B

2008年05月31日

どんどん情報発信していきます!

今週、来週は、バーチャル・ビジネス研究所の定例会や、セカ
ンドライフ内で放送しているVWBCは、見逃さないように!

今回のイベント関係の話は、たくさんあるので、報道されない裏話、講師
しかしらないことなんかを、お伝えしますよ!


バーチャル・ビジネス研究所 月曜日夜9時~11時

 セカンドライフ内
  http://slurl.com/secondlife/JAPON/202/96/22


仮想世界の放送局 VWBC 毎週金曜日 夜9時~

 詳細は、 http://www.vwbc.jp/



それから、関西の人には、特別に、セカンドライフ・ユーザーが集うバー、
巣箱でも、話をしますよ!

 巣箱
  http://www.kansai-sl.com/?page_id=11  


Posted by Tanishi Nishi at 11:50Comments(0)VWC & Expo2008

2008年05月31日

VWC & Expo 2008 大盛況で閉幕!

東京ビックサイトで行われたVirtual World Conference & Expo 2008!
大盛況で終了しました。

主催のサイメンさんは、いろいろ心配されていましたが、講演は、立ち見
が出るほどの大盛況で、三淵先生と私の講演も、「満員御礼になりました。
ありがとうございました」ってお礼を言われちゃいました(^^)。

さて、そんなイベントですが、なんといっても、セカンドライフをサービ
スしているリンデンラボ創業者であり、会長であるフィリップ・ローズデー
ル氏の講演は、面白かったですね。

スピーチが、始まって、いきなりでっかく

   Why?

の文字が!

なぜ、今、仮想世界なのか?ってことをスピーチするってことなんです。

では、ここからは、講演内容に沿って、書いていきますね。


子供の頃から、いろいろとクリエイティブなことが好きだったフィリップ
少年。彼は、家の屋根とか穴を開けて、スタートレックのような部屋にし
ようとしてたそうです。

でも、それは、ものすごく大変で、時間もかかるし、コストもかかる。

コンピュータに出会うと、その虜になります。この中では、思ったことが
何でもできる!!ということで、夢中になってコンピュータのプログラム
を勉強します。

そして、高校の頃には、すでに会社を作って、アプリケーション開発でビ
ジネスをするようになるのです。

そして、今、仮想世界セカンドライフができました。

ここでは、誰もが、思ったこと、考えたことを、すぐに実現できます。

家を建てるのも、乗り物を作るのも、見たことのないような道具を作る
こともできます。

そして、単に自己満足だけでなく、他の人たちにも、それを使ってもら
ったり、あるいは、そこに新たな機能を追加してもらうといったことが
簡単にできるのです。

これほどクリエイティブなことができる「場所」はなかなかありません。

それから、この仮想世界では、言葉では十分に伝えられないもの、体験を
伝えることができる世界でもあります。

例えば、”CHAIR”って言葉で書いても、英語が分からない人には、それ
が椅子を意味するとは分かりません。言葉がわかっても、オフィスで使う
ような椅子を想像する人もいれば、ソファーのような椅子を思い浮かべる
人もいるでしょうし、パイプ椅子かもしれません。ましてや、背もたれの
色や模様など、言葉で説明するのが大変ですよね。

でも、仮想世界では、椅子そのものを作って、見せることができます。
言葉で説明する必要などないのです。

また、東京に行くからということで、東京がどんな街なのか調べようと
思っても、文字情報では、検索キーワードが分からないと”東京”だけ
では、莫大な検索結果になりますし、また、日本語が分からなければ、
得られる情報が激減します。

ところが、仮想世界では、東京の街を再現することで、言葉が分からない
人でも、どんな街が知ることができ、また、その中を歩くという体験まで
できるのです。

それが、仮想世界の面白いところ。言葉を越えたコミュニケーション。

フィリップさんが、セカンドライフ内の日本人が多い桃源郷という場所で
翻訳ツールを使って、日本人と会話ができたのは、衝撃的な体験だったと
言います。

日本語など知らなくても、こんな便利なツールで話ができるし、桃源郷で
日本という国の様子も理解できる。ものすごくエキサイティングな体験と
言っていました。


ま、そんな仮想世界は、ようやく誕生したところで、これからが本番。

いろいろなインターネットのサービスの使われ方を見ても、教育関係から
入ってくることが多いようで、セカンドライフも同じような状況にあり、
現在は、全体のSIM(シム、島。ようするに土地をシミュレーションする
サーバ)は2万台で、そのうちの15%が教育関係に使われています。

だからこそ、これから、いろんな分野に応用されていくでしょうし、また、
他のメタバース(仮想世界)とのインターフェイスが重要で、セカンド
ライフで作ったものが、他のメタバースで使うことができたり、逆に、他
のメタバースでの道具が、セカンドライフにも持ってくることができるよ
うなことも必要になってくるでしょう。

また、インターフェイスも、まだまだ開発していく必要があり、キーボー
ドとマウスだけでなく、身体の動きで、アバターを操作するようなものを
数年で開発してく予定だそうです。



講演の最後は、質疑応答があり、リアルの会場(ビックサイト)からの
質問と、セカンドライフ内からの質問も受けつけ、フィリップさんが
答えていました。

こんなことができるのも、セカンドライフならではの面白さなのです。


他の講演者や、展示会の様子、そして、メディア関係者だけが呼ばれた
フィリップさんを囲んでの意見交換会についても、次回からレポートして
いきますね。  


Posted by Tanishi Nishi at 11:49Comments(0)VWC & Expo2008

2008年05月26日

名古屋で総務省が仮想空間のセミナー

総務省もいろいろ動き出しましたね・・・

http://www.tokai-bt.soumu.go.jp/tool/kohosiryo/hodo/20/05/0515.htm

「情報通信セミナー2008」の開催
- ICTの高度化と3次元仮想世界の進化と展望 -

少子高齢化が進展するわが国においては、様々な課題に直面しており、新たな成長戦略の構築が喫緊の課題となっています。ICTは経済成長と環境を両立させ、持続可能な成長モデルを構築するための「切り札」です。
また、インターネット上においては、3次元仮想世界を提供する「セカンドライフ」と同様の日本発のシステムが立ち上がるなど、今後、新たなビジネスチャンスの可能性が期待されています。
今回のセミナーでは、通信、放送が融合・連携する中、幅広い産業・組織でICTを通じたサービス改革をもたらし、国際競争力の強化を図るための環境整備に向けた総務省の取組とともに、「3次元仮想世界」が、今後、私たちの生活・ビジネスにどのように関わってくるかなどについて、最新情報を皆様にご紹介します。

1 日時
平成20年6月11日(水曜日) 13時30分~16時30分 (受付:13時~)

2 場所
ホテル名古屋ガーデンパレス 栄・泉の間(3階)
(名古屋市中区錦3-11-13)

3 内容
講演1
演題 「ICTの高度化をめぐる課題」
- 成長力、国際競争力、融合法制 -
講師 総務省 情報通信政策局 政策統括官 中田 睦
講演2
演題 「3次元仮想世界の進化と展望」
- 新しい情報空間のバーチャル・ビッグバン -
講師 デジタルハリウッド大学大学院 教授 三淵 啓自 氏
4 定員
150名(先着順、参加費無料)

  


Posted by Tanishi Nishi at 10:35Comments(0)

2008年05月25日

仮想世界のビックイベント VWE2008 直前レポ 7

開催まで残り数日となったVirtual World Conference & Expo 2008!
その魅力を直前レポート特集でお送りします!

今回は、基調講演6の株式会社ダレットの豊永洋一 氏についてです。


株式会社ダレット
http://www.daletto.co.jp/

株式会社ダレットは、ゲーム会社のカプコンがメインで運営してる会社
ですね。会社概要を見ても、役員のほとんどはカプコンです。

http://www.daletto.co.jp/info.html

さて、この会社が運営する仮想空間ダレットワールドですが、2.5次元と
言われるペーパークラフトのような画面での仮想空間です。

http://dwpc.jp/
ダレットワールド

平面のアバターなので、立体にする必要がなく、それ故にデジカメで撮
影した写真を張り付けやすいという特徴があります。


ゲーム会社が作っただけあって、最初のところは、チュートリアルがう
まくできていますね。操作方法などが自然と理解できるように、ボット
(プログラムで動くアバター)が配置されていて、会話をしながら、操
作を覚えていきます。

もっとも、ボットなのか、中に人がいるアバターなのか区別がつきにく
いってのは欠点(?)なのですが・・・。

お店としては、ビームスも入っていて、アパレル業界としても、写真を
コンテンツとして提供できるので、カタログの延長として、馴染みやす
いのでしょう。


このような平面での表現も決して悪いわけではなく、目的によって使い
分けるというのが正しいのですね。


4/1にはベータ版から正式サービスになったダレットワールド。
今後、どのような展開を見せるのでしょうか?  


Posted by Tanishi Nishi at 22:46Comments(0)VWC & Expo2008

2008年05月24日

仮想世界のビックイベント VWCE 2008 直前レポ 6

開催まで残り2週間を切ったVirtual World Conference & Expo 2008
その魅力を直前レポート特集でお送りします!

今回は、基調講演5『3Diにおける教育分野利用について』の3人の講師
を見てみましょう。


3Diにおける教育分野利用ってことですが、これが意味しているのは、教
育分野へ仮想空間(3Dインターネットを略して3Diと言うことがありま
す)の応用を考えるってことですね。

日本では、まだまだごく一部の人たちが言っているだけなのですが、欧米
では、すでに、K12(キンダーガーデンから12年生、つまり、幼稚園から
高校生まで)を対象とした教育分野への応用研究が進んでいます。

特にIBMやサンマイクロシステムズなどが、力を入れているようですね。


さて、講師の方々を見てみると・・・・

株式会社内田洋行 マーケティング本部 コンテンツプロデューサー
高橋祐人 氏

この人、どこかで見たような・・・・・
って、思ったら、トランスコスモスで、仮想空間を利用した派遣や、家電
のサポート情報を提供するってなビジネスを言ってた人ですね。

内田洋行は、ビジネス分野でのインターネットやコンピュータの活用をい
ろいろと考えているようで、今年に入ってから、いろいろセミナーとか開
催しているようです。

特にセカンドライフの活用に力を入れていますね。


慶應義塾大学理工学部 生命情報学科 専任講師
牛場潤一 氏

リハビリテーション工学の専門家。何やら難しそうですが、要は、人間が
立ったり、座ったり、物を持ったりするってのは、一体、どうやって行っ
ているのかを脳や神経から見て、でもって、それらを計測し、リハビリに
どうやって役立てるのか?ってなことを研究してるらしい(らしいって!
 ^^;)。
で、医療や教育の仮想空間の応用なんかも研究されているとのことです。


法政大学情報技術(IT)研究センター事務室 主任
日野好幸 氏

金融業界で活躍しつつ、遠隔教育の専門でもある人です。

論文で、こんなのがありました・

http://www.nime.ac.jp/journal/47tokusyuu06.pdf
時空を越えた教育環境構築の試み

この論文では、いわゆるテレビ会議のような仕組みを通じて、遠隔教育を
実施し、それによって得られる効果などを検証しています。


とまあ、このような講演者で、教育分野への仮想空間の応用について語ら
れるのですが、教育への応用は、期待したいところです。


海外では、いろいろな大学がセカンドライフ内で講義をやり、単位を取得
できるといったことを始めていて、日本でも慶応大学が始めるというプレ
スリリースもありました。

ただ、そういった大学教育だけでなく、社会人向けの資格取得などにも、
これから応用されていくのではないかと思います。


また、先日からセカンドライフ内だけの学校、デジタルアカデメイアも開
校しました。

http://www.dhsl.jp/digiaka/


このような動きが広まってくると、身障者や、いろいろな事情で外出できな
い人たち、ニートやフリーターといった人たちが仮想空間で技能を身につけ、
仕事をするといったこともでてくるでしょう。

ぜひ、そういうことが、日本でも展開できるようになって欲しいと思います。  


Posted by Tanishi Nishi at 11:24Comments(0)VWC & Expo2008

2008年05月24日

仮想世界のビックイベント VWCE 2008 直前レポ5

開催まで残り2週間を切ったVirtual World Conference & Expo 2008
その魅力を直前レポート特集でお送りします!

今回は、基調講演の4人目の講演者 株式会社マイクロビジョンの青沼実
さんについて、見てみましょう。


まず、青沼さんの株式会社マイクロビジョンは、自社で開発してきたゲー
ムのノウハウを活かして、ヴィジモ(ViZiMO)という仮想空間サービスを
行っています。


http://www.microvision.co.jp/
株式会社マイクロビジョン

http://vizimo.jp/entrance.html
ViZiMO


ViZiMOの面白いところは、自分でフィールドを創って遊べるってところ
です。

セカンドライフでもできるのですが、ただ、セカンドライフの場合は、
土地を手に入れるのにお金が掛かったり、借りている場所だと、いろい
ろと制限があるのですが、ViZiMOは無料で利用できます。

Meet-Meやnartomoなども、無料で土地を手に入れることもできるのです
が、土地に物が置けるだけであって、自由に土地の設定を変えることは
できません。

スプリュームも空間を作る機能がありますが、こちらの場合は、そこそ
こ知識や技術がないと難しいですね。

ということで、ViZiMOは、ユーザ自身で仮想空間を作り出すことができ
るってのが大きい特徴なのかと思います。

実際、下記のようなブログで、その楽しみ方を紹介しています。
(最近、更新されていないのが、ちょっと残念・・・・ ^^;)

http://vizimo.blog.so-net.ne.jp/
プロフェッサーエフの科学ゲーム制作講座


最初は、ちょっと戸惑うかもしれませんが、いろいろなオブジェクトが
すでに用意されているので、それを並べていくだけで、オリジナルの場
所が作れます。





また、このViZiMOは、物理シミュレーターが動作していて、重力があり、
摩擦や重さを計算して、重たいものは動きにくいとか、摩擦のすくない
ものは、ちょっとぶつかっただけでもスルスルと動いていくといったこ
とが起きます。

ViZiMOは、ゲーム製作会社がサービスしてることもあって、ユーザが仮
想空間でのゲームを作ることができるというところに主眼を置いている。


ふーむ・・・ 仮想空間でのコンテンツをどのように提供するのかが、
大きな課題になっていますが、このViZiMOのように、最初からゲームを
創るためのプラットフォームというのは分かりやすいのかもしれません。

このViZiMOを提供しているマイクロビジョンの創業者である青沼氏は、
仮想世界をどう見ているのか、また、ゲーム製作会社としてどのように
取り組んでいくのかといった話が聞けると思います。楽しみな内容です。  


Posted by Tanishi Nishi at 01:34Comments(0)VWC & Expo2008

2008年05月23日

仮想世界のビックイベント VWCE 2008 直前レポ4

開催まで残り2週間を切ったVirtual World Conference & Expo 2008!
その魅力を直前レポート特集でお送りします!

今回は、基調講演の三人目の講演者 株式会社SUNの奥井宏太朗さんにつ
いて、見てみましょう。


まず、株式会社SUNですが・・・・

http://www.suninc.jp/

東京本社、帯広、札幌、九州、サンフランシスコにオフィスを構えるコー
ルセンター事業、バーチャルワールド事業、モバイル事業を行う会社で
す。

さて、ここでは、バーチャルワールド事業について見て行きますが、ま
ず、SUNがやり始めたセカンドライフに関連するビジネスは、Tokyo Zero
番地でしょう。

http://www.tokyozero.co.jp/index.html
TokyoZERO番地

ショッピング・モールなのですが、面白いのは、仮想貨幣リンデンドル
を使って通販の決済ができるようにしているのです。仮想のお金で、リ
アルの商品が通販として買えるのですね。
(注意:全ての商品ではなく、一部の商品のみL$での購入可能です。
株式会社SUNの担当者から、誤認されるので、訂正してくれって連絡がありました。
ありがとうございます。)

また、このTokyo Zero番地には、映画館などもあり、懐かしい手塚治虫
の鉄腕アトムやブラックジャック、ジャングル大帝のアニメを見ること
ができます。

また、携帯電話からセカンドライフにアクセスできるようにしたという
ことでも注目されました。

縁があって、そのテスト版のアカウントをもらったことがあって、実際
にどこまで動くかテストしたこともあります。

http://mobie.jp/view.cgi?id=2116
携帯電話で動作するセカンドライフの動画
(おかげさまで、700回以上、視聴されています)

この携帯からもアクセスできるってのは、セカンドライフを運営してい
るリンデン・ラボとも正式にライセンス契約していて、セカンドライフ
日本語公式サイトのトップにも掲載されています。

http://jp.secondlife.com/
日本語公式サイト


また、フリーペーパー Life3(ライフキューブ)も発行していて、セ
カンドライフに関することがいろいろ書かれています。このフリーペー
パーは、いろいろな場所で配布されています。あ、当然ながら、Web上
でも読めますよ。

http://www.tokyozero.co.jp/freepaper/index.html#02



とまあ、見てきたように、SUNは、実にいろいろなことに挑戦しています。

また、東京ビックサイトでの眞鍋かをりさんのトークショーもこの会社が
企画したものです。(って、なんで、眞鍋かをり? 個人的には、好きなので、
めっちゃ嬉しいですが。^^)


仮想世界やセカンドライフの参入支援事業というと、大手企業のお手伝
いをするってところが多い中で、自らショッピングモールを運営したり、
携帯電話から利用できるようなサービスを展開したり、フリーペーパー
までも出しているというのは、このSUNだけでしょう。

この会社の副社長が話をしますから、きっと、面白い話が聞けるに違い
ありません。
期待しましょう!

あ、そうそう、奥井さんのインタビュー記事が下記にありますよ。
CG業界、動画配信レンタルなんかのビジネスをされてたんですねー。

http://e-gyousyu.net/interview/0802/gg_sun/
  


Posted by Tanishi Nishi at 02:19Comments(1)VWC & Expo2008

2008年05月22日

仮想世界イベント VWC&Expo2008 直前レポ3

開催まで残り2週間を切ったVirtual World Conference & Expo 2008
その魅力を直前レポート特集でお送りします!

今回は、基調講演の二人目の講演者 IBMのPaul Ledak氏について、見て
みましょう。


IBMは、セカンドライフの初期のころから、かなり力を入れていて、100
億円とかの出資をしたとか、いろんな話が飛び交っています。

実際に、セカンドライフ内には、IBMが、何十というSIM(シム、島)を
持っていて、そこでは、いろいろな情報発信をしていますし、カスタマー
・サポートの部門もあり、実際にスタッフが、セカンドライフ内で対応
してくれます。

また、ウィンブルドンのテニスの試合をセカンドライフ内で再現すると
いった実験も行っています。IBMのテニスコートに行ったときは、IBM社
員がいて、ものすごい勢いで説明してくれました(ものすごい勢いで英
語でチャットだったので、話の半分も理解できなかなったけど・・・ 
^^;)。

先月には、IBMがセカンドライフのサーバを提供するビジネスを始める
と発表したばかりです。

http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/23800.wss
IBM and Linden Lab to Explore Enterprise-Class Solution
for Virtual World Creation and Collaboration

そんなIBMのデジタル・コンバージェンスを率いる部門のポール・レダッ
ク氏は、仮想空間ビジネスに関しての責任者でもあるIBM副社長です。

デジタル・コンバージェンスってのは耳慣れないかもしれませんが、広
がるインターネットやデジタルの世界で、新たな産業基盤・サービスが
出てくることを意味していて、ちょっと日本語にしにくいのですが、新
たなデジタル産業ってところでしょうか?

IBMのデジタル・コンバージェンスに関する資料
http://tinyurl.com/3l99b3


で、このポール氏が、昨年10月のヴァーチャル・ワールド・フォーラ
ムでインタビューに答えてる動画がこちら。

http://tinyurl.com/626cwu


私のテキトー翻訳なので、どこまで正しいかは置いといて(^^;)、
非常に面白いことを話しています。

まず、仮想空間では、テキスト、動画、音楽など、さまざまなデジタル
・データがミックスして使えるようになることで、会議やイベント、教
育など、さまざまなシーンで使われるようになるだろうということ。
そして、企業内でセキュリティを非常に厳密に保たれた中で利用するファ
イヤー・ウォールの中での使い方と、コンシュマー相手の誰でも利用で
きる環境での使い方の2通りがあり、コンシュマーでは、標準化によっ
て同じ方法でアクセスできる、同一クライアントでアクセスできるのが
望ましいこと。
さらに、電話やビデオ・テレビなどは、国によって方式が違うことでの
壁があるが、仮想空間では、国による違いという壁が取り除かれるとい
うこと。

こんな話ですね。

さて、このポール氏。東京ビックサイトでは、仮想空間のこれからの展
開について、どんな話が聞けるのでしょうか。IT業界をリードするIBM
の責任者が話をするので、その内容は必見ですよ!
  


Posted by Tanishi Nishi at 04:58Comments(0)VWC & Expo2008

2008年05月21日

VWC & Expo 2008 直前レポート 2

開催まで残り2週間を切ったVirtual World Conference & Expo 2008!
その魅力を直前レポート特集でお送りします!

今回は、目玉でもあるフィリップ・ローズデールについて見てみましょ
う。


仮想世界を一躍有名にしたセカンドライフ。そのサービスをしてるのが、
米国リンデン・ラボ社。その創業者がフィリップ・ローズデールです。

フィリップは、コンピュータのエンジニアであり、高校生の時には、すで
にプログラムを作ってビジネスをしていました。

そんな彼が得意としたのは、動画配信の技術で、その腕を買われ、動画配
信ソフトのリアル・ネットワークスの最高技術責任者(CTO)になりま
す。

http://www.realnetworks.com/index_rn.html
リアル・ネットワークス
http://www.jp.realnetworks.com/
リアル・ネットワークス(日本)


このフィリップがリアル・ネットワークスに在籍したころ、面白いこと
に、私は、その競合相手であるブイ・ディー・オー ネット(本社:イ
スラエル)という会社の日本法人で働いていました。

さて、フィリップですが、リアル・ネットワークスを退職し、その後、
リンデン・リサーチという会社を立ち上げます。このリンデンというの
は、会社を設立した場所、サンフランシスコのリンデン通りから取った
ものなのですね。

小さい頃から、ファンタジーではなく、実際の物理現象をシミュレーショ
ンできる世界を手に入れたいと思っていたことや、奥さんから奨められ
て読んだという小説『スノウ・クラッシュ』(ニール・スティーブンス
ン、早川書房)からインスピレーションを受けて、セカンドライフのサー
ビスを思いつきます。

そして、そのリンデン・リサーチから、セカンドライフをサービスする
会社リンデン・ラボを立ち上げます。そして、このリンデン・ラボが、
セカンドライフを正式リリースするのが、2003年6月23日です。

またしても面白いことに、この6月23日というのは、私の誕生日なんで
すよねー!
だから、かつての競合相手が、素敵な誕生日プレゼントをくれたのだと、
勝手に思い込んでいます。今度のビックサイトのイベント会場では、フィ
リップにぜひ、お礼を言いたいと思っています(笑)。

つい3月には、経営者であるCEOから会長に退くと宣言して驚かせた
ばかりですが、フィリップ自身は、今は、何かといろんな場所で講演を
しているようです。

以前にも書きましたが、ダボスでのOpenForumで仮想世界に関するパネ
ルディスカッションで文系・理系の学者の人たちと議論したり、米国の
連邦議会での仮想社会に関する公聴会で証言したりと、どちらかという
と、仮想社会・仮想空間の布教活動(?)が多いように見受けられます。

そして、今、いろいろな仮想空間のサービスが世界中で始まっています
が、そのどれもが、『セカンドライフ』との違いを説明するように、あ
る意味、業界標準的な位置になりつつあります。

また、IBMが、セカンドライフのサーバ機を扱うといったビジネス展開
もあり、また、リンデンラボが上場するのではないかという話があっ
ちこっちで噂されている中での日本講演。そして、このところ、海外で
話をするときに、やたらと日本を例として挙げることなどを見ても、今
回の講演は、きっと、何かがあるように思えてなりません。

なければ、ユーザーパーティーにも参加するようなので、直接、いろい
ろ聞いてこようと思っています!
なんたって、私に誕生日プレゼントを用意してくれたのですからね!(^^)



Linux Worldも同時開催されているので、5/29は、東京ビックサイトに!

http://virtualworld-conference-expo.net/  


Posted by Tanishi Nishi at 01:15Comments(0)VWC & Expo2008

2008年05月20日

VWC & Expo 2008 直前レポート 1

開催まで残り2週間を切ったVirtual World Conference & Expo 2008!
その魅力を直前レポート特集でお送りします!

今回は、セカンドライフ内にあるインフォメーションセンターに行って
きました。

セカンドライフ内
http://slurl.com/secondlife/VWCE2008M/123/129/27

この真ん中に位置するインフォメーションセンターには、イベントのプロ
グラムの案内があり、そして、今回の大目玉であるリンデンラボ創業者で
あり、現在は会長になったフィリップ・ローズデール氏の写真もあります。





日本で初めての講演ということもあり、非常に注目されています。

そして、そのインフォメーション・ブースの裏には、セミナー・ルームが
あり、ここでも何やら中継されるような・・・・。





おそらく、このセカンドライフ内の会場と、リアルの東京ビックサイトの
会場を双方向にするのではないかと思われます。

また、インフォメーションセンターには、セカンドライフ内にもスタッフ
がいて、平日は18時から24時まで対応してくれます。





さらに、面白いことに、セカンドライフ内に、他の仮想世界(ダレット・
ワールド、エヌトモ、ラミティ、ビジモ)のショールームまであります。

つまり、googleの中にYahoo!の宣伝があるとか、ミクシィの中に、マイ・
スペースの宣伝があるようなものです(笑)。
これは、非常に面白いですよね。


また、それぞれの仮想空間を回るラリーも行われていて、代表選手が競争
しています。それを応援するサポーターを募集していて、応援しているチー
ムが勝つと、抽選で海外旅行のチケット等が当たります。

詳しくは

http://vwc-stamprally.net/outline/
第一回VWcipスタンプラリー選手権2008  


Posted by Tanishi Nishi at 09:27Comments(0)VWC & Expo2008

2008年05月17日

セカンドライフで働く検定 ハロー検定

コア・ディメンション株式会社と株式会社エクスネックが、セカンドライフ内の求人検定試験を始めました。

http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=24622
世界初!セカンドライフ内求人資格認定施設とロボットアバターによるチュートリアル施設を開設!!

仮想空間参入支援企業であるコア・ディメンション株式会社と、セカンドライフ内求人情報サイト「SLハローワーク」を運営する株式会社エクスネックは業務提携により、5月13日より共同でセカンドライフ内の求人資格認定事業「SLハロー検定」およびチュートリアル施設をUmeda Southシム内にて提供致します。



検定の場所は、セカンドライフ内のumeda southというSIM(島)。

http://slurl.com/secondlife/Umeda%20south/128/128/24

セカンドライフ関係の仕事をしている者としては、これは、合格しておかないとまずい!(?)ってんで、早速、受験!

検定試験は、全部で5つ。

移動操作、視点の操作、セカンドライフの基本ビッグ6に、チャットのテスト、そして、最後は、購入の操作とアバターの着替え。
これをクリアすると、認定証がもらえます!





これで、セカンドライフでも食いっぱぐれなし!!!! かな??(^^;)  


Posted by Tanishi Nishi at 23:24Comments(0)